NHKスペシャルの『未完のバトン』シリーズは、現代日本が直面する課題を多角的に取り上げ、視聴者に深い洞察を提供しています。各回ともに、テーマの選定や取材の深さにおいて高い評価を受けているこのシリーズの第3回目に、弊社代表天野が出演いたしました。

第3回目のタイトルは「未完のバトン 第3回 “均等法の母”に続く長い列」 男女雇用機会均等法の成立から40年を振り返り、女性の労働環境や育児・介護との両立の現状を描いています。視聴者からは、当時の制度の限界や、現在も続く課題に対する共感の声が多く、特に働く女性たちのリアルな体験談が印象的だったとの感想が見受けられました。当時法案づくりに奔走し、昨年94歳で亡くなった、”均等法の母”と呼ばれた赤松良子さん（旧労働省婦人少年局長）に焦点を当てています。初公開の資料からは、昇進差別、男性の育児休業、非正規雇用、女性の政治参加など積み残した課題の解決に取り組む赤松さんの姿が浮かび上がり、その赤松さんからバトンを受け継いだ1人として出演いたしました。男女問わず生きやすい社会のあり方を考えさせられる番組です。